つみたてNISA(積立NISA)では、投資信託を利用して投資を行います。
投資では、様々な格言があり、守るべき原則があります。
その中でも、特に重要なものをいくつか紹介していきます。
今回紹介するのは、「時は金なり」です。
厳密には投資の格言ではありませんが、投資でも大事な考えです。
一般的な意味では、時間はお金のように貴重だから大事に使おうという意味です。
ですが、投資の場合は本当にお金になります。長期投資では、大体年間2~7%くらいのリターンを見込むことができます。
仮に100万円を投資して、年率5%で20年間運用できたとします。一体どのくらいになっているでしょうか?
答えは約265万円です。20年間で2.6倍以上に増えました。
つまり、現在の100万円は、20年後の265万円と同じくらいの価値があるということです。
20年間という時間が、大きなお金を生み出しました。
日常生活では、逆にお金で時間を買う場合があります。私たちが借金をするときは、利息が発生します。それは、今のお金より未来のお金のほうが価値があるからです。その差を埋めるために、利息を払わなければなりません。
利息の分お金を多く払う代わりに、本来用意できない未来のお金を買うということです。
投資は、企業や国にお金を貸すようなものです。特に債券への投資は国や企業への貸付なので、全く同じ仕組みで利益を得ています。
投資では、私たちが企業や国にお金を提供する側です。時間をお金にするといっても、やることはただ積立して長期間保有しているだけです。
人生においても時間はお金のように大事であるように、投資においても時間は大事なものになります。
時間を味方につけて、お金に働いてもらうようにしましょう。
参考記事…20年間も投資する理由