つみたてNISA(積立NISA)で選べる投資信託について解説していきます。
概要(2020/1/6現在)
ファンド名 | 野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 |
運用会社 | 野村アセットマネジメント㈱ |
信託報酬 | 0.55% |
総資産額 | 134億円 |
為替ヘッジがついている点は要確認です。
以下7指数を決められた割合で保有する合成指数に連動します。
・日本株式…TOPIX(東証株価指数)
・先進国株式…MCSI World Index(日本除く)
・日本債券…NOMIRA-BPI総合
・先進国債券…City‐group World Government Index
・新興国債券…JP Morgan Emerging Market Bond Index Plus
・日本REIT…東証REIT指数
・先進国REIT…S&P先進国REIT指数
※割合は分数で決まっているので、合計が100%になりません。
株式・債券・REITの割合が全て同じになっています。
株式とREITは国内と先進国で半分ずつ、債券だけは国内・先進国・新興国で3等分になっています。
為替ヘッジがついているので、為替変動に強い半面、通貨分散ができていないという欠点があります。
管理人の評価
国内と国外の割合は半分ずつになっています。
この組み合わせだと、新興国株式が含まれていないのが不思議です。
先進国債券・新興国債券の比率が全体の2割強ありますが、為替ヘッジがついているのでリスクは低いです。
ですが、為替ヘッジをつけてしまうと、せっかく海外に投資をしているのに通貨分散ができないことになってしまうので、メインとして考えるのには向いていない商品です。
バランスファンドで為替ヘッジありなのは珍しいです。為替ヘッジがついていない商品とは異なった動きをすることが期待できるので、リスク分散の1つとして少額保有するといいかもしれません。