つみたてNISA(積立NISA)で選べる投資信託について解説していきます。
概要(2020/1/6現在)
シリーズ名 | DCニッセイワールドセレクトファンドシリーズ |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント㈱ |
組み合わせの比率の違いで4種類のバリエーションがあります。
ファンド名 | 信託報酬 | 総資産額 |
DCニッセイワールドセレクトファンド(安定型) | 0.154% | 29億円 |
DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型) | 0.154% | 138億円 |
DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型) | 0.154% | 320億円 |
DCニッセイワールドセレクトファンド(株式重視型) | 0.154% | 162億円 |
下に行くほど株式の割合の比率が高くなり、積極的な運用になります。
以下4指数を決められた割合で保有する合成指数に連動します。
・日本株式…TOPIX(東証株価指数)
・先進国株式…MCSI World Index(日本除く)
・日本債券…NOMURA-BPI総合
・先進国債券…City‐group World Government Index
株式の割合は10%、30%、50%、70%に固定されています。比率がずれた場合は自動的にリバランスされます。
4指数に属さない短期金融資産の割合が5%と比較的高めなのが気になります。
管理人の評価
4種類あるので、自分に合ったものを選ぶことができます。信託報酬も内容を考えると十分安いです。
安定型はほとんどが債券になっているので、守りの資産として他の投資信託と組み合わせることで力を発揮します。
株式重視型は株式比率が70%と、単体でも長期投資で運用できる割合になっています。ですが、日本株式の比率が高めなので、他の海外に投資するものと組み合わせたほうがよさそうです。
気になった点は、いずれにも投資されていない短期金融資産が5%と多めなので、リターンに悪影響が出る可能性があります。