つみたてNISA(積立NISA)では、多数の金融機関で口座開設を行うことができます。
ここでは、「楽天証券」について考察していきます。
楽天証券とは?
名前からわかるとおり、日本最大級のIT企業、楽天グループの1つです。
楽天市場や楽天カードなどは普段から利用している人も多いのではないでしょうか?
特に楽天証券は、ネットバンク大手である楽天銀行との連携サービスが充実しているので、楽天銀行の口座も開設しておくと便利です。
ほぼ全て商品が対象
取扱商品数は非常に豊富で、当サイトでオススメしている商品はほとんど揃っています。
ただし、「セゾンシリーズ」や「SBIインデックスファンド」といった有力商品が一部選べないので、事前にしっかり確認しておきましょう。
毎日積立が可能
定番の毎月積立はもちろん、究極のドルコスト平均法ともいえる毎日積立(毎営業日積立)が可能になっています。
現時点では楽天証券とSBI証券のみなので、大きな魅力です。
とはいえ、当サイトでは毎月積立を推奨していますので、積立方法についてはしっかり考えていきましょう。
参考記事…積立方法を決めよう
楽天カード積立でポイントがもらえる
毎月積立限定ですが、楽天カードで積立投資が可能になっています。
楽天カードは手数料無料かつポイントがたまりやすい人気のクレジットカードです。
楽天カードからの引き落としで積立すると、金額の1%がポイント還元されます。
投資した時点で1%の利益になるようなもので、非常に優秀なサービスです。
定期的にポイントがもらえる
楽天証券では、投資信託の保有残高に応じて楽天スーパーポイントをもらうことができます。
ただし、楽天銀行との連携が必要になりますので、同時に開設するといいでしょう。
外部リンク…ハッピープログラム(楽天証券)
還元率は基本的に年間0.048%となっています。信託報酬の低コスト化が進み、0.2%を切る商品も多い現状で、0.048%の還元はなかなか大きいです。
ポイント還元サービスは、実質的な信託報酬キャッシュバックサービスになるため、うまく投資に活用すればリターン向上にもつながります。
現時点では全ての商品に付加されますが、「eMAXI Slimシリーズ」のような超低コスト商品などについては改悪される可能性がありますので注意しましょう。
普段から楽天市場などを利用している人であれば、使い道には困らないでしょう。
投資信託ポイント買付サービス
楽天証券では、なんと楽天スーパーポイントを利用して投資信託を購入することができます。
外部リンク…投資信託ポイント買付サービス(楽天証券)
上記のハッピープログラムと組み合わせることで、投資信託を保有することでもらったポイントを使って、さらに投資信託を購入することができてしまいます。
いくらポイント還元率が高くても無駄遣いしてしまったら意味がないので、即投資に利用できるのは素晴らしいですね。
また、楽天スーパーポイントは楽天ユーザーの方であれば貯まりやすいので、積極的に投資に回していきたいですね。
ただし、つみたてNISAを40万円フルに活用する場合は枠からはみ出てしまうので、通常の特定口座で購入することになります。
管理人イチオシの証券会社!
つみたてNISA口座を開設するなら、楽天証券が現時点で一番オススメです。
つみたてNISAは投資対象が厳選されているため、ラインナップという面ではあまり大きな差がありません。
また、売買手数料がかかる商品はないため、コスト面も互角です。
その中で唯一考慮すべき点は、ポイント還元サービスです。
SBI証券及び楽天証券では、保有している投資信託の残高に応じてポイントをもらうことができます。
SBI証券…保有残高の0~0.1%
楽天証券…保有残高の0.048%※
※楽天銀行との連携が必要になります。
1年間に換算した時の還元率です。(1ポイント=1円相当です)
SBI証券では保有する商品によって還元率が変わっており、当サイトでオススメしているような低コストファンドの場合は0.03%または0.05%の還元になるケースが多いです。
そのためどちらが有利になるかは投資する商品次第となります。
さらに楽天証券は、楽天カードで積立を行うことで積立額の1%がポイント還元されます。
例えば毎月3万円積立する場合、300ポイントもらえることになります。
つまり楽天証券で楽天カード積立を行うだけで、
・保有残高に対して毎年0.048%
・毎月の積立額に対して1%
という2パターンのポイントをもらい続けることができるようになります。
また、楽天証券でもらえるポイントは「楽天スーパーポイント」となっており、楽天市場などでの買い物だけでなくなんとポイントで投資信託を買い付けることが可能になっています。
そのため積立投資でポイントを貯めて、そのポイントを使って投資するという好循環を生み出すことができます。
あくまでポイントはオマケにすぎませんが、信託報酬が年間0.1%単位で比較されている事を考えると結構な差につながります。
特に積立した時点で還元されるサービスは楽天証券独自なので、楽天カードを持っている方やクレジットカードに抵抗がない人であればぜひオススメです!
上記画像をクリックすると、NISA申込ページに進みます。
楽天銀行も一緒に口座開設できます。
上記画像をクリックすると、楽天カード発行申請のページに進みます。
楽天カード決済を利用する際に必要になります。