総合バランスファンド比較

ここでは、株式と債券の割合が大体半分ずつになっているバランス型ファンドについて紹介していきます。REITの比率が高いものもここで紹介しています。

日本で有名なバランスファンドは、株式と債券の割合を半分ずつに設定しているものが非常に多いです。株式でリターンを狙い、債券でリスクを抑える流れです。

株式と債券が半分ずつでも、4資産均等型6資産均等型8資産均等型については別ページで比較していますのでご注意ください。

投資信託によって大きな違いがあるので、しっかり確認していきましょう!

 

概要(2018年8月20日現在)

現時点では、次の投資信託が該当します。

ファンド名 信託報酬
ダイワ・ライフ・バランス50 0.216%
DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型) 0.216%
三井住友・DC年金バランス50(標準型) 0.2484%
野村インデックスファンド・海外5資産バランス 0.648%
ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド 0.6302%
SMT 世界経済インデックス・オープン 0.54%
野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型 0.54%
三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド 0.2268%
eMAXIS 最適化バランス(マイ ミッドフィルダー) 0.54%
eMAXIS 最適化バランス(マイ フォワード) 0.54%
つみたてバランスファンド 0.2106%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド 0.60%
ドイチェ・ETFバランス・ファンド 0.4238%
楽天・インデックス・バランスファンド(均等型) 0.2546%
世界経済インデックスファンド 0.54%
たわらノーロード バランス(標準型) 0.2376%
ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式/リート/債券) 0.34992%
SBI資産設計オープン(つみたてNISA対応型) 0.54%
たわらノーロード 最適化バランス(安定成長型) 0.54%
たわらノーロード 最適化バランス(成長型) 0.54%
Smart-i 8資産バランス 成長安定型 0.1944%

 

株式と債券が半分ずつというのは初心者にも分かりやすく、種類も多い激戦区になっています。基本となる投資信託から株式を増やしたり債券を増やしたりしてバリエーションを増やしていくパターンも多いです。

ポートフォリオの中心として保有できるものが多いですが、内容もそれぞれ違ってくるので、しっかり見ていきましょう。

 

ダイワ・ライフ・バランス50

出典「大和投資信託」

株式と債券はちょうど半分ずつです。外国は先進国を指しています。日本と先進国の割合は7:3になっていて、日本が多めになっています。

信託報酬は0.216%と非常に低いです。日本と先進国の割合が半分ずつになっている4資産均等バランス型が比較対象になりそうです。

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DCニッセイワールドセレクトファンド(標準型)

株式と債券の比率はちょうど半分ずつです。日本の割合が6割を占めています。

1つ上のダイワ・ライフ・バランス50と非常に似ていて、信託報酬も0.216%と非常に低いです。こちらも4資産均等バランス型と比較してみるといいと思います。

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三井住友・DC年金バランス50(標準型)

出典「三井住友アセットマネジメント」

外国株式と外国債券はそれぞれ先進国です。上記の2つと比べても非常に内訳が似ています。信託報酬は少し上がって0.2484%ですが、十分低コストです。

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野村インデックスファンド・海外5資産バランス

出典「野村アセットマネジメント」

今回紹介する中では少し特殊で、株式・債券・REITが同じ割合で組み込まれています。名前の通り海外資産に分散投資していて、日本が一切含まれていません。

信託報酬は0.648%と高めです。先進国REITの比率が高いので、海外の不動産への投資を増やした場合に一部保有すると面白いかもしれません。

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ブラックロック・つみたて・グローバルバランスファンド

組み入れ割合は、運用元であるブラックロック社の調査結果により変わります。現時点で割合も特殊で、今後の動向も分からないため、あまりオススメできません。

信託報酬も0.6302%と高めなので、特別な理由がなければ他の商品のほうがいいかと思います。

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SMT 世界経済インデックス・オープン

株式と債券の比率は半分ずつです。日本・先進国・新興国の割合はGDPを基準にして決められています。そのため、全体の4割を新興国が占めており、リスクは大きいです。

その分大きなリターンが期待できるので、積極的に新興国に投資したい人にオススメです。信託報酬は0.54%と決して安くはありませんが、バランスファンドとしては及第点です。

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野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型

株式・債券・REITの比率は同じになっています。債券のみ新興国が入っています。割合も独特ですが、最大の特徴は為替ヘッジありとなっていることです。

為替ヘッジありの場合、円高や円安の影響を受けなくなるため、リスクを抑えることができます。その一方、コストが余計にかかったり、日本でインフレが発生し円安が進んだ時に元本割れする可能背が高くなります。

投資期間が長いほど為替の影響は小さくなっていくので、当サイトでは為替ヘッジを推奨していません。そのため、保有する場合はポートフォリオのほんの一部にとどめたほうがいいでしょう。

信託報酬も0.54%と安くないうえに、為替ヘッジにかかるコストが上乗せされるので、長期投資ではリターンを押し下げる原因になります。

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三井住友・DCつみたてNISA・世界分散ファンド

株式:債券:REITの比率は4:4:2になっています。全体における日本の割合は3割ほどになっており、海外にも十分分散されています。

特筆する点は、先進国債券(為替ヘッジあり)が5%組み込まれていることです。基本的に長期投資では為替ヘッジは必要ないですが、5%程度だけであれば違う動きをすることで分散効果が期待できます。

信託報酬も0.2268%とかなり低く、資産のバランスも申し分ありません。

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eMAXIS 最適化バランスシリーズ

出典「三菱UFJ国際投信」

株式の割合は、ミッドフィルダーが43%、マイフォワードが57%となっています。グラフ上の%が年間の下落リスク許容度になっていて、状況に応じて割合は変化していきます。

割合の決め方が明確でなく、信託報酬も0.54%と標準的で、あまり魅力はありません。

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つみたてバランスファンド

日本と海外の割合は半分ずつです。株式が55%、債券が25%、REITが15%となっており、リスクとリターンのバランスが取れた組み合わせになっています。

信託報酬も0.2106%と非常に低いです。日本株式が少し多めですが、全体として完成度の高いポートフォリオになっています。

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セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

株式と債券の割合は半分ずつです。どちらも時価総額基準で割合が決められており、世界市場に合わせて先進国が8割を占めています。

先進国への比率が高いように思えますが、世界のうち日本の割合はわずか10%ほどしかないことを考えると、バランスとしてはむしろちょうどいいです。

とはいえ、為替リスクは大きいので、他の投資信託と組み合わせて調整するのもいいでしょう。

バランスファンドとしては最も有名で、総資産額は1483億円と圧倒的です。信託報酬は0.68%と高めなのが気になります。

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ドイチェ・ETFバランス・ファンド

出典「ドイチェアセットマネジメント」

先進国株式と先進国債券を半分ずつ保有し、定期的にリバランスをしていきます。

新興国株式が含まれていない点を除けば1つ上で紹介した「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と非常に似ており、対抗馬として販売されたと考えていいでしょう。

信託報酬は0.4238%とセゾンより低いですが、総資産額には大きな差があるため、比較して選ぶようにしましょう。

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楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)

全世界株式と全世界債券に半分ずつ投資します。

上記で紹介した「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」や「ドイチェ・ETFバランス・ファンド」同じ比率ですが、債券部分に為替ヘッジがついているのが最大の特徴です。

信託報酬は0.2546%と、類似商品に比べ圧倒的に低いので、為替ヘッジ有に抵抗がなければ非常にオススメできる商品です。

より詳しい解説はこちらをクリック!

 

世界経済インデックスファンド

 

出典「三井住友トラスト・アセットマネジメント」

株式と債券の割合は半分ずつです。上記のセゾンと違い、時価総額ではなくGDPを参考に決定しているので、新興国の比率が非常に高いです。

運用会社は「三井住友トラスト・アセットマネジメント」ですが、このページで先に紹介した「SMT世界経済インデックス・オープン」と非常に似ています。

信託報酬はどちらも0.54%で、GDPで割合が決められているのは同じです。ですが、こちらのほうが新興国の割合が若干低く、混乱する原因となっています。

こちらは総資産額が552億円もあり、バランスファンドとしては非常に有名で知名度もあります。なぜ同じような投資信託を新たに設定したのかは不明ですが、選ぶ際にはどちらにするか一度考えましょう。

より詳しい記事はこちらをクリック!

 

たわらノーロード バランス(標準型)

出典「アセットマネジメントone」

株式比率は35%と低めですが、内訳が特殊なのでこちらで紹介します。

株式:債券:REITの比率は35:50:15となっていて、あまりない組み合わせになっています。また、株式への長期投資では、為替の影響は無視できることが多いので、余計なコストがかかる為替ヘッジはあまり好ましくありません。

信託報酬は0.2376%と低めですが、リスクとリターンどちらを取っても中途半端な印象です。

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ニッセイ・インデックスパッケージ(内外・株式/リート/債券)

株式の割合は30%と低めですが、割合が特殊なのでこちらで紹介します。株式:債券:REITの割合は30:50:20となっていて珍しいです。

債券が半分を占めていますが、先進国債券がその半分になっているので、為替リスクは大きめです。安定運用というよりは、幅広く分散してリターンを狙うバランスファンドといえます。

そのため、8資産均等バランスファンドなどが比較対象になりそうです。

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SBI資産設計オープン(つみたてNISA対応型)

出典「三井住友トラスト・アセットマネジメント」

株式40%、債券40%、REIT20%という珍しい組み合わせです。信託報酬は0.54%と少し割高です。

内訳が6資産均等型と非常に似ているので、比較して検討するようにしましょう。

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たわらノーロード 最適化バランス(安定成長型・成長型)

安定成長型・成長型ともになかなか独特のバランスとなっており、先進国債券に為替ヘッジがついているのが大きな特徴です。

詳しくは個別の解説記事をご覧ください。

 

Smart-i 8資産バランス 成長安定型

REITが10%ほど組み込まれており、残りは株式と債券が半分ずつといったバランスになっています。

一部為替ヘッジありの先進国が組み込まれているなど独自の資産配分なので、詳しくは個別の解説記事をご覧ください。

 

総合バランスファンド比較まとめ

種類がたくさんあって迷ってしまいますね。基本的には株式と債券が同じくらい組み込まれているのが多いですが、REITも含まれていたり、地域別の比率が全く違っていて選ぶのが難しいです。

その分完成度はどれも高く、1つだけを20年間積立できそうなものも多くあります。

ここで紹介しているインデックス型バランスファンドでは、信託報酬以上に割合が好みかどうかが非常に重要です。

全体的に日本への投資比率が高いものが多く、あまり海外分散投資できないものが多いです。

世界全体の成長に期待するなら、時価総額基準でそのまま保有する「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」、新興国の成長を期待するならGDPを参考に割合を決める「世界経済インデックスファンド」が候補に上がります。

また、外国債券に為替ヘッジがついていますが、信託報酬が0.2546%と低い「楽天・インデックス・バランスファンド(均等型)」が非常に優秀です。

バランスファンドは自分で調整するのが難しいので、自分で納得できる1本を選んでいきたいですね。

参考記事…バランスファンド比較

つみたてNISAの基礎知識
おすすめ投資信託
おすすめ証券会社
バランスファンド比較


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