つみたてNISA(積立NISA)で選べる投資信託について解説していきます。
概要(2020/1/6現在)
シリーズ名 | auスマート・ベーシック |
運用会社 | KDDIアセットマネジメント㈱ |
2種類のラインナップがあります。
・auスマート・ベーシック(安定)
・auスマート・ベーシック(安定成長)
ファンド名 | 信託報酬 | 総資産額 |
(安定) | 0.385% | 1億円 |
(安定成長) | 0.385% | 2億円 |
以下の指数を決められた割合で保有する合成指数に連動します。
・日本株式…TOPIX(東証株価指数)
・先進国株式…MCSI World Index(日本除く)
・新興国株式…FTSE RAFI Emerging markets Index※
・日本債券…NOMURA-BPI総合
・先進国債券…City‐group World Government Index
・新興国債券…JP Morgan GBI EM Global Deversified※
(安定)では新興国株式と新興国債券を除く4指数、(安定成長)では上記6指数が採用されています。
出典「KDDIアセットマネジメント」
(安定)では全体の85%が債券になっており、その大部分は国内債券です。
(安定成長)は新興国株式や新興国債券が組み込まれていますが、国内債券が半分を占めているため全体としてはリスクを抑えた運用となっています。
新興国株式部分はいわゆるファンダメンタルインデックス指数になっている点には注意です。とはいっても全体の5%に過ぎないため、大きな影響はないでしょう。
管理人の評価
信託報酬は少し高めですが、内容も競合商品と若干の差別化が図られた内容になっています。
どちらも国内債券比率が多めなので、単体で投資するというよりはリスクを抑えるために他ファンドと組み合わせて活用したいですね。