つみたてNISA(積立NISA)で選べる投資信託について解説していきます。
概要(2020/1/6現在)
ファンド名 | 大和住銀DC国内株式ファンド |
運用会社 | 大和住銀投信投資顧問㈱ |
信託報酬 | 1.045% |
総資産額 | 160億円 |
配当金(設定来) | 0円 |
総資産額、信託報酬はアクティブ型としては標準的です。配当金は今まで一切出ていないようなので、長期投資でも安心です。
内容はすべて国内株式になっています。
出典「大和住銀投信投資顧問」
組み入れ割合は株価に応じて臨機応変に変わるようです。株価が割安なものを多く組み込むなどして、長期的に市場平均を上回ることを目的にしています。
出典「大和住銀投信投資顧問」
過去1年間では、ベンチマークであるTOPIXをわずかに下回っています。
管理人の評価
日本株式に広く投資できるアクティブ型投資信託です。
比較する指数をTOPIX(東証株価指数)としており、直近ではわずかに負けています。
TOPIXに連動するインデックス型投資信託では、「<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックス・ファンド」が信託報酬0.17172%で最安値です。
この投資信託との差は約0.85%もあります。またアクティブ型投資信託は株式の売買が頻繁に行われるので、税金や手数料も多くかかります。
つみたてNISAの投資期間20年を考えると、約17%のハンデを背負うことになります。単純な運用成績ではTOPIXに勝てるかもしれませんが、信託報酬を埋めるほどの差を勝ち続けるのは非常に困難です。
長期的には多くのアクティブ型投資信託が市場平均に勝てないことを考えると、あまりオススメはできません。投資先企業や投資方針が好みであれば、ごく一部を保有する分には問題ないでしょう。
資産別特徴 | 資産別商品 | 指数別解説 |
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資産別リターン | 資産別オススメ | 指数別オススメ |
日本株 | 対象商品 | 連動指数 |
全世界株 | 対象商品 | 連動指数 |
先進国株 | 対象商品 | 連動指数 |
米国株 | 対象商品 | 連動指数 |
新興国株 | 対象商品 | 連動指数 |
バランス | 対象商品 | × |
アクティブ | 対象商品 | × |