つみたてNISA(積立NISA)で選べる投資信託について解説していきます。
概要(2020/1/6現在)
ファンド名 | ひふみ投信・ひふみプラス |
運用会社 | レオス・キャピタルワークス㈱ |
ひふみ投信はとても有名なファンドで、日本を代表するアクティブ型投資信託といっても過言ではありません。
つみたてNISAでは、ひふみ投信・ひふみプラスと2種類が存在していますが、内容はほぼ一緒です。
運用会社で直販になっているのがひふみ投信、証券会社を通じて購入できるのがひふみプラスとなっています。
ファンド名 | ひふみ投信 | ひふみプラス |
信託報酬 | 1.078% | 1.078% |
総資産額 | 1331億円 | 5626億円 |
配当利回り(設定来) | 0% | 0% |
どちらも実質的に同じ商品なので、信託報酬には変わりありません。実際の運用もまとめて行われているので、総資産額の差も関係ありません。
配当金が出ていないので、長期投資向きといえます。
出典「レオス・キャピタルワークス」
基本的な投資先は日本株式ですが、全体の5%ほど外国株に投資しているものもあるようです。現在は、米国企業のマイクロソフトやアマゾンなどを保有しています。
また、ファンド内で現金を多めに持っているのが特徴です。景気の変動に合わせて、現金の割合を変えることで、割高な時に売っておき、割安になったら買うといった機動的な運用をすることができます。
現金の割合は50%を超えない範囲で決められるようです。
出典「レオス・キャピタルワークス」
市場平均であるTOPIXにも過去10年間では大幅に上回っており、素晴らしい成績です。
管理人の評価
保有期間が延びるほど信託報酬が下がっていくというシステムは非常にユニークで、長期投資では実際のメリットも大きいです。
過去の実績も申し分なく、アクティブ型投資信託としてはかなり良い内容になっています。
ですが、どれだけ素晴らしい投資信託でも、長期的に市場平均を超えるのは難しいです。ですが、このひふみ投信・ひふみプラスは、「顔が見える運用」を大切にしており、顧客との信頼関係を大事にしているのが大きな魅力です。
なので、この投資信託に興味がある方は、公式ホームページをみてから判断することを強くオススメします。共感できるものがあれば、日本株式部分として採用するのもいいかもしれません。
なお、つみたてNISAは一つの証券口座でしか開くことができません。そのため、直販型を選んでしまうと他の投資信託を買うことができなくなってしまいます。これだけでは、海外への分散ができていないので、他との組み合わせは必須といえます。
そのため、基本的には証券会社を通じてひふみプラスを買うことになるかと思います。
資産別特徴 | 資産別商品 | 指数別解説 |
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資産別リターン | 資産別オススメ | 指数別オススメ |
日本株 | 対象商品 | 連動指数 |
全世界株 | 対象商品 | 連動指数 |
先進国株 | 対象商品 | 連動指数 |
米国株 | 対象商品 | 連動指数 |
新興国株 | 対象商品 | 連動指数 |
バランス | 対象商品 | × |
アクティブ | 対象商品 | × |