つみたてNISA(積立NISA)では、長期投資を基本としており、ある程度の投資知識が必要です。

ここでは、ポートフォリオという言葉と、それに関連するアセットアロケーションという言葉について解説していきます。

つみたてNISAに限らず、長期投資では、これら2つを考えることが非常に重要です。

 

アセットアロケーションを考える

投資信託を選ぶ前に、まずはアセットアロケーションを組むかを考えていかなければいけません。

アセットアロケーションとは、各資産をどのような割合で保有するかを決めることです。

例えば、リスクを取れるから投資先を全て株式にしようとした人がいるとします。

 

 

分かりやすいように、この3つに均等に投資することに決めました。この比率で決めたものがアセットアロケーションです。

この人の場合、債券を一切含めていない上に、新興国株の比率も高めなのでかなりリスクは大きいです。ですが、投資期間が長いほど株式のリスクは減るので、長期投資なら問題ない内容です。

下落するリスクに耐えることができれば、長期で素晴らしいリターンを得られそうなアセットアロケーションです。

つみたてNISAを始める際には、このアセットアロケーションを決めることに一番力を入れてください。今後20年間の運用成績の9割はこれで決まると思ってください。

 

ポートフォリオを組む

アセットアロケーションを決めてしまえば、後は簡単です。アセットアロケーションに合った投資信託を組み合わせてポートフォリオを組むだけです。

今回は日本株式・先進国株式・新興国株式に投資するということだったので、それぞれ3つの商品を選んでみました。

ファンド名 投資先 信託報酬
eMAXIS Slim 国内株式インデックス 日本株式 0.17172%
つみたて先進国株式 先進国株式 0.216%
Smart-i 新興国株式インデックス 新興国株式 0.2052%

 

特に深い理由なく3つ選んでみました。いずれもインデックス型で、市場平均に連動するものです。これら3つを同じ額積立していけば、上記のアセットアロケーションに合った内容になります。

今回は別々のシリーズを用意しましたが、投資先さえちゃんと合っていれば同じシリーズで統一してもかまいません。

このように具体的な投資信託を組み合わせたものがポートフォリオになります。有名な投資家であれば、ポートフォリオを公開している方も多いので、参考にしてみるのもいいかもしれませんね。

また、できるだけ手間を避けたい人は、バランスファンドから似たようなものがないか探してみてください。

上記の例だと、似ているバランスファンドがあります。

出典「三菱UFJ国際投信」

これは、「eMAXIS 最適化バランス(マイ ストライカー)」という投資信託の内訳です。厳密には一緒ではありませんが、日本株式・先進国株式・新興国株式が大部分を占めていて、同じくらいの割合になっています。

大体の割合で問題なければ、このバランスファンドを1つだけ積立していくという選択肢もあります。

コチラを選んだ場合、細かい調整はできなくなりますが、リバランスを勝手にやってくれるので楽なのがメリットです。その分信託報酬は0.54%と高めになります。

アセットアロケーションをしっかり守りたい人には向いていませんが、信託報酬と引き換えにリバランスの手間をなくすことができます。

定期預金のように積立していきたいひとは、自分が希望するアセットアロケーションに近いバランスファンド1本にしてしまうのがオススメです。

※現在は「eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)」を保有することで上記の3等分ポートフォリオを組むことができ、信託報酬も非常に安いので要チェックです。

 

ポートフォリオまとめ

つみたてNISA(積立NISA)に限らず、このアセットアロケーションとポートフォリオという考えは非常に重要です。

長期投資では、どのタイミングで投資したかではなく、何にどれくらい投資していたかが最も重要です。

まずは自分にしっくりくるアセットアロケーションを決めて、それに合う投資信託を組み合わせてポートフォリオを組みます。

一度ポートフォリオを組んだ後は、大きく動かす事無くひたすら積み立てして、必要に応じてリバランスをしていくようになります。

つみたてNISAでは、債券やREIT単体には投資できないので、これらに投資したい場合は必然とバランスファンドを組み合わせることになります。

少し分かりづらい部分もありますが、しっかり理解していきましょう。

参考記事…リバランスとは?

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