つみたてNISA(積立NISA)では、投資信託を用いて投資を行います。

投資方法には、大きく分けて2つの方法があります。

 

・アクティブ投資

・インデックス投資

 

つみたてNISAで対象となっている投資信託の多くは、インデックス投資を目指したものになっています。まずは分かりやすいように、その反対ともいえるアクティブ投資から紹介していきます。

 

アクティブ投資とは?

アクティブ投資とは、投資家や運用会社が自分で銘柄を分析し、儲かりそうなものに投資する方法です。一般のイメージで投資といわれるのは、全てアクティブ投資です。

株式投資なら、今後儲かりそうな会社を選んで買った利して利益を得ようとします。できるだけ安く買って、できるだけ高く売ろうとします。

広い意味では、不動産投資なども含まれます。家賃が多く期待できる物件を買ったりして利益を得ようとします。

世界中の有名な投資家のほとんどはアクティブ投資家であり、優れた投資スキルで莫大なリターンを得ています。

つみたてNISAでは、自分で株式に直接投資できないので、腕のいいファンドマネージャーがいるアクティブファンドを買うことで、間接的にアクティブ投資を行います。

 

インデックス投資とは?

ここからが本題のインデックス投資に入ります。インデックス投資とは、自分で選ばない投資方法です。

どういうことかというと、可能な限り全ての銘柄を保有しようとする投資法です。

例えば、日本の有名な株価指数に、日経平均株価(日経225)というものがあります。これは、日本経済新聞社が選んだ日本を代表する大企業225社の株価の平均です。

 

過去10年間はこのようになっています。過去10年ではこのようになっています。2017年10月には、16日連続で上昇という歴史的な記録を達成しました。

日本株式に投資をしている人は、この日経平均株価よりも高いリターンを得ようと日々売買しています。平均に負けていたらかっこ悪いですからね。

このチャートと同じリターンを得たければ、採用されている225社の株式すべてを買ってしまえば達成できます。これを実行するのがインデックス投資という訳です。

つみたてNISAでは、この日経平均株価に連動するように運用されている投資信託が多数あります。ですが、どれも中身は一緒です。

全て日経平均株価に採用されいている225社の株を同じように持っているだけだからです。

個人で225社の株を管理するのはほぼ不可能なので、投資信託などを用いるのが基本です。つみたてNISAで日本株式に投資をしたい場合は、この日経平均株価や、TOPIX(東証株価指数)等に連動するインデックス投資を選ぶのが基本になります。

インデックス投資は、誰でも同じような投資方法で平均の成績を得ることができるのです。

 

どっちがいいの?

アクティブ投資は、儲かりそうなものを自分で選ぶ投資法です。

インデックス投資は、市場全体を丸ごと買って平均の成績で満足する投資法です。

つみたてNISAでは、アクティブ型投資信託、インデックス型投資信託両方あるので、自由に選ぶことができます。しかし、全体的にはインデックス型投資信託が大部分を占めます。

制度を決めた金融庁が、アクティブ型投資信託には厳しい条件を付けているからです。

金融庁は、間接的にインデックス投資を推奨しているともいえます。

一般的には、長期投資ではアクティブ投資よりもインデックス投資のほうが有利といわれています。その理由を解説していきます。

 

①アクティブ投資は全員が平均を超えられない

アクティブ投資家は、基本的に市場平均を超えようと努力しています。(平均でいいならインデックス投資をすれば達成できますからね)

ですが、全員が平均点を超えることはできません。平均を超えた人がいるということは、平均を下回った人もいたということです。

インデックス投資なら、どんな時でも必ず平均点を取ることができて安定しています。

 

②税金や手数料が安い

アクティブ投資では、基本的に儲かりそうなものを選んでいくので、頻繁な売買をすることが多いです。そのため、売買の手数料がかかるし、税金も多くかかります。

その一方インデックス投資なら、あらかじめ決まっている株式や債券をずっと持っているだけなので、税金や手数料は最低限で済みます。

 

③信託報酬が安い

つみたてNISAでは直接株式や債券に投資できないので、アクティブ投資をするのは自分ではなく運用先のファンドマネージャーです。つまり、平均を超える成績を人に任せてお願いするということです。

ファンドマネージャーは、必死に企業を分析したりして売買を繰り返します。ということは、おのずと人件費もかかるし、より実力のある人を集めなければなりません。

アクティブ型投資信託は、信託報酬がかなり高めです。

その一方インデックス型投資信託であれば、やることあまりありません。日経平均に連動させるなら、決められた225社の株式をただ買って、ずっと持っていればいいだけです。

どの運用会社でどのファンドマネージャーがやっても、成績は全て同じです。(同じものを保有しているんですから)

そのため、信託報酬はかなり安めになっています。

 

アクティブVSインデックス

つみたてNISA(積立NISA)では、アクティブ投資とインデックス投資2つの選択肢がありますが、基本的にはインデックス投資を選ぶべきです。

インデックス投資を選ぶべき理由は以下の通りです。

全員が平均点を超えられない
→アクティブ投資は平均を超えるか予測できない

税金や手数料が安い
→わずかな差でも20年では大きな差になる

信託報酬が安い
→アクティブ投資はハンデを最初から背負っている

 

当サイトでも、特別な考えがなければインデックス型を推奨します。アクティブ型は、高い信託報酬が発生しても、平均を超える成績になるかが事前に分かりません。

一番の理想は、常に平均を超えるアクティブ型投資信託を探すことですが、20年という長期間ではほぼ予測は不可能です。

勉強やスポーツなどでは、努力しなければ平均の成績を得ることもできませんが、投資の世界では、努力してアクティブ投資をしても平均を超えられるかは不明です。

優れた成績を残した投資家も、長期間平均を上回り続けるのは至難の業です。プロでも難しいのですから、素人は平均点で我慢したほうが間違いありません。

上記のデメリットのせいで、日本で販売されるアクティブ型投資信託のうち7割以上が市場平均に勝てなかったというデータもあります。

特別なことをしなくても、平均どころか上位3割になれるので、素直にインデックス型を積立していくことをオススメします。

参考記事…アクティブとインデックス

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