つみたてNISA(積立NISA)では、投資信託を使って資産運用をしていきます。

投資信託の種類としては、大きく分けてアクティブ型とインデックス型がありますが、基本的にはインデックス型のほうが有利になることが多いです。

つみたてNISAでも、インデックス型投資信託を優遇しており、当サイトでもインデックス型を基本的に選ぶべきだと考えています。

インデックス型の場合、インデックス指数に連動するだけなので、投資信託ごとの差はほとんど出ません。

選ぶ基準としては、運用会社に払う手数料である信託報酬が最優先事項となります。内容が同じであれば、信託報酬を確認しましょう。

そして、その次に重要ともいえるのが、総資産額です。ここでは、総資産額について解説していきます。

 

総資産額とは?

総資産額とは、投資信託を運用している金額のことです。

運用会社はみんなからお金を集めて運用し、その一部を信託報酬として受け取ります。そのため、運用額(=総資産額)が大きいほど利益が出ることになります。

総資産額が2倍になっても、必要な経費は2倍にはならないので、総資産額が多くなればなるほど金額に対する経費も減っていきます。

経費が少なくて済むということは、今後信託報酬の値下げの余地もあるということになり、保有者にとっても大きなメリットになります。

また、投資信託は、毎日新しい追加資金や、解約した人に払うための資金が発生します。総資産額が少ないと、新たな資金が及ぼす影響が大きくなり、余計な経費が多くかかってしまいます。

例えばですが、総資産額が1億円の投資信託に1,000万円の追加資金が投入された場合、全体の10%を調整しなければならなくなります。

ですが、総資産額が100億円ある投資信託であれば、1,000万円の追加資金があっても少しの調整で運用が可能になります。

総資産額が多くなるほど、信託報酬以外の隠れコストも少なくなる傾向があります。

また、投資信託の総資産額が少なくなり、運用会社の採算が取れなくなった場合、繰上償還になってしまう場合があります。

 

総資産額まとめ

総資産額が多いと、次のようなメリットがあります。

 

必要な経費が安く済む
→信託報酬の引き下げ余地あり

運用が安定する
→隠れコストの減少につながる

運用会社も楽
→繰上償還になる可能性が低い

 

総資産額が多いことにより、信託報酬が引き下げできたり、隠れコストを抑えることができます。長期では、信託報酬を含むわずかなコストが大きな影響を与えるので、可能な限り低コストで運用できる商品を選ぶべきです。

また、強制的な解約ともいえる繰上償還は、運用会社にとってメリットがなくなったときに発生します。(採算が取れないなど)

総資産額が多くなればなるほど、運用会社も保有者もWin-Winの関係になれるということです。

ただし、つみたてNISAでは、最近販売された商品が数多く存在しており、総資産額がほとんどない商品も多数あります。

逆に総資産額が多い商品は、信託報酬が割高な旧商品が多いです。

今後は、信託報酬が安いものから積立がされていくので、近い将来に総資産額が逆転するかと思います。わざわざ値段の高い商品をこれから買う人はいないですからね。

したがって、現時点の総資産額はあくまで参考に過ぎません。一番大事なのは信託報酬ですので、総資産額はあくまでその次にチェックする部分です。