つみたてNISAでは、投資信託を用いて資産運用を行います。

投資信託に投資することで、間接的に株式や債券に投資することができます。

株式や債券を保有すると、定期的にお金がもらえる場合があります。

株式の場合は、事業を通じて得た利益の一部が配当金としてもらえます。債券の場合は、定期的に一定額の利息をもらうことができます。REITでは不動産に投資するので、家賃収入が配当金として発生します。

まとまった資金がある人は、配当金による収入だけで生活している人もいます。また、最近人気のある株主優待も、配当金の仲間のようなものです。

ですが、つみたてNISAで対象になっている投資信託は、ほとんど配当金がもらえません。

ですが、運用会社の人がネコババしているわけではありません。配当金は、投資信託の内部で再投資されているのです。

出典「金融庁」

これは、金融庁が作成したパンフレットの一部です。上の分配金を受け取るイメージだと、なかなか資産が成長しません。

ですが、下の分配金を受け取らないイメージだと、得られた利益が投資元本を増やすことで、複利的に増えていきます。

配当金をもらったとしても、自分で再投資すれば同じように思えますが、余計な手数料がかかるので不利です。

そのため、長期投資では、配当金は受け取らないで再投資してもらったほうがいいということです。

通常だと配当金がもらえることは嬉しいですが、配当金は何もないところから出てきたものではなく、もともとの資産の一部に過ぎません。

そのため、配当金の多い少ない自体はリターンには直接関係ありません。

日本では、無理やり元本を取り崩してまで配当が行われることがあり、資産形成に向いていないのはもちろん、顧客にも分かりづらい商品が多くあります。

長期投資では直接もらえないほうが制度上有利だし、無駄遣いしてしまう危険性も減ります。

また、投資によるリターンのうち、配当金の割合は決して少なくありません。しっかり配当金を活用できたかで、20年後は全く違う成績になってしまいます。

配当金は直接もらえないけど、しっかり将来の役に立っているということですね。現在流行している株主優待なども、確かにもらえると嬉しいですが、資産運用としてはあまり良くありません。

投資をするのは一時的なお小遣いを得るためではなく、将来の資産形成をするためです。

楽しみはありませんが、毎年の配当金が将来成長していることを想像しながら日々積立していけるといいですね。

より詳細な説明もありますので、興味がある方は下の青文字をクリック!

配当金再投資とは?