つみたてNISA(積立NISA)で選べる投資信託について解説していきます。
概要(2018/1/26現在)
シリーズ名 | たわらノーロード 最適化バランスシリーズ |
運用会社 | アセットマネジメントOne㈱ |
5つのラインナップがあります。
・たわらノーロード 最適化バランス(保守型)
・たわらノーロード 最適化バランス(安定型)
・たわらノーロード 最適化バランス(安定成長型)
・たわらノーロード 最適化バランス(成長型)
・たわらノーロード 最適化バランス(積極型)
それぞれ決められた内容ではなく、リスク許容度に合わせてポートフォリオが見直されていきます。保守的が一番低リスクで、積極型が一番高リスクになっています。
ファンド名 | 信託報酬 | 総資産額 |
たわらノーロード 最適化バランス(保守型) | 0.54% | 0億円 |
たわらノーロード 最適化バランス(安定型) | 0.54% | 0億円 |
たわらノーロード 最適化バランス(安定成長型) | 0.54% | 0億円 |
たわらノーロード 最適化バランス(成長型) | 0.54% | 0億円 |
たわらノーロード 最適化バランス(積極型) | 0.54% | 0億円 |
通常だと株式と債券の比率に応じて信託報酬が変わることが多いですが、このシリーズは一律になっています。
以下の8指数を決められた割合で構成された合成指数に連動します。
・日本株式…TOPIX(東証株価指数)
・先進国株式…MCSI World Index(日本除く)
・新興国株式…FTSE Emerging markets Index
・日本債券…NOMURA-BPI総合
・先進国債券…City‐group World Government Index
・新興国債券…JP Morgan Emerging Market Bond Index Plus
・日本不動産…東証REIT指数
・先進国不動産…S&P先進国REIT指数
大きな特徴は、リスク許容度に応じて組み入れの割合が毎年見直されることです。グラフ下にある%がリスク許容度の目安になっています。
保守型は2%になっているので、年間2%くらいの下落することを見込んでいることになります。ストライカーは13%なので、年間13%下落する可能性も十分あることになります。
保守型は日本債券と先進国債券(為替ヘッジあり)で構成されているので、かなり安定運用となっています。
積極型は株式とREITでほとんどが構成されており、期待リターンは高めになっています。
管理人の評価
2018年1月26日からつみたてNISAに採用された新規ファンドですが、その割には信託報酬が高めで、内容も既存商品と似ています。
特に「eMAXIS 最適化バランスシリーズ」と信託報酬が全く同じ0.54%で、リスク許容度に注目したバランスファンドと類似点が非常に多いので、比較しながら選んでいきましょう。
大きな特徴としては、先進国債券(為替ヘッジあり)の割合がそこそこある点です。先進国債券は、通常だとリスクの割にリターンが低いため、あまり比率を高めるべきではありません。
しかし、為替ヘッジありにすることで、日本債券に近い安定性を得ることができるため、リスクを抑えたい人には悪くない選択となります。
とはいえ、信託報酬は割高であり、いずれも単体で保有するには心もとない株式比率なので、あまりオススメはできません。
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