投資先を理解すること

つみたてNISA(積立NISA)では、投資信託を積立していくことで資産運用ができます。

ですが、投資信託とは、自分がお金を預けて運用してもらう仕組みです。そして、運用先で発生した利益や損失を全て引き受けることになります。

運用先は、預かったお金を株式や債券などに分散投資しています。つまり、投資信託を保有するということは、間接的に株式や債券などにまとめて投資していることに等しいことになります。

自分が積立していく投資信託が、実際は何に投資しているかは、必ず把握していなければなりません。投資信託を持っているというイメージではなく、株式や債券に投資しているんだという感覚を常に持っていなければなりません。

ここでは、つみたてNISAで投資できる各資産ごとについて説明していきます。

 

出典「金融庁」

つみたてNISAで投資できるインデックス指数はこれだけあります。たくさんありますが、実は関係するのはほんのわずかです。

指数ごとに考える必要はなく、黒枠ごとでだいたい考えてしまっていいです。例えば、一番左上の日本×株式の中に含まれている4つは、似たような内容になっています。

ここでは、黒い枠ごとに簡単な解説をしていきます。

 

それぞれの特徴

各資産ごとの特徴について紹介します。青文字をクリックすると、より詳細な記事に移ります。

 

日本株式

日本企業の株式にまとめて投資できる指数です。トヨタ自動車やNTTなどの身近な企業が含まれています。日本の株式は世界的にもリターンが低く、あまり長期投資向きではないとされています。

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全世界株式

世界中の株式にまとめて投資できる指数です。先進国株式と新興国株式にまとめて投資できるので、少ない投資信託で運用ができます。

日本が含まれている場合と含まれていない場合があるので注意です。

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先進国株式

先進国全体の株式にまとめて投資できる指数です。先進国といっても、全体の6割がアメリカ、残りのほとんどはヨーロッパになっています。

つみたてNISAで現在選べる商品では、全て日本が含まれていないので注意です。

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米国株式

米国企業の株式にまとめて投資できる指数です。ですが、全世界のうち5割、先進国のうち6割が米国株式であることを考えると、個別に投資する必要性は低いです。

米国株式の比率を高めたいときに一部保有する使い方が望ましいです。

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新興国株式

新興国の株式にまとめて投資できる指数です。新興国には中国・インドなど今後の成長が期待できる国が多くあります。大きなリターンが狙える半面、リスクも大きいのが特徴です。

投資家によって意見が分かれる部分で、どのくらい投資するかが腕の見せ所です。

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日本債券

日本の債券にまとめて投資できる指数です。つみたてNISAで投資できる指数では、全体の8割が日本国債を占めています。

日本国債は安全資産とも呼ばれ、元本割れするリスクが極めて低いです。その反面、利息はほとんどつかないため、預金の代わりという扱いになります。

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先進国債券

先進国の債券にまとめて投資できる指数です。全体の4割が米国債、残りの多くがEU諸国の国債になっています。

政府が発行する借用書なので安全性は高いですが、現地の通貨(ドルやユーロ)で発行されるので、為替リスクが発生する点に注意です。

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新興国債券

新興国の債券にまとめて投資できる指数です。新興国は政治経済が不安定なところが多く、デフォルトリスクが高めです。

現地通貨建てと米ドル建ての2種類の指数が存在しており、それぞれ違うリスクを抱えているので要確認です。

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東証REIT

日本の不動産にまとめて投資できる指数です。不動産に投資するので家賃収入として配当金が発生しますが、つみたてNISAでは直接受け取れないことがほとんどです。

配当金を使って次のREITを買うので、家賃収入で次の不動産を買うイメージです。

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先進国REIT

先進国の不動産にまとめて投資できる指数です。先進国といっても、全体の7割をアメリカが占めており、バランスが悪いです。

ドルに対する為替リスクや、米国の不動産価格に大きく左右されます。

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資産ごとの特徴まとめ

つみたてNISAで投資するのは投資信託ですが、本当に投資するのはここにある株式・債券・REITである点をしっかり理解しましょう。

各資産ごとに詳しい記事があるので、気になる項目があればぜひご覧ください。投資信託を選ぶ前に、自分がどの資産にどれだけ投資したいかをしっかり確認してからにしましょう。

株式と債券は半分ずつにしたいとか、新興国に多く投資したいといった具体的な希望が出てくれば、投資信託を選ぶ作業はほぼ終わりといっていいです。

各資産についての理解を深め、どのように組み合わせるかで将来のリターンがほぼ決まるので、しっかり理解を深めていきましょう。