つみたてNISA(積立NISA)は、1つの金融機関でしか運用することができず、変更も1年に1回しかできません。

また、金融機関によって取扱商品が変わってしまうので、慎重に選んでいかなければなりません。

つみたてNISAでは、投資信託の手数料は全て無料になっているため、金融機関ごとに大きな差は出ません。そのため、取扱商品以外の判断材料は限られます。

投資信託を積立していくとポイントが貯まったりするサービスなどもありますが、それを目当てに積立していくのは本末転倒です。

一番大事なのは、自分が選んだ商品の取り扱いがあるかどうかを確認しましょう。また、金融機関を選んでから商品を決めていくといったことはできるだけ避けましょう。

普段の買い物であれば、まずは欲しいものを売っているお店を探すはずです。目当ての物がなければ次のお店に移動するだけです。

投資信託が商品であれば、金融機関は売っているお店に過ぎません。金融機関をまず選ぶのではなく、自分が欲しい投資信託を先に探すことをオススメします。

その他のポイントとしては、積立をする際に日付を指定できるかどうかなどです。できれば給料日などに合わせることができれば、お金の管理も楽になります。

ボーナス日に多く積立できたり、枠を余す事無く40万円ぴったり投資できるように調整できるサービスもあったりしますが、基本的にはオマケ程度だと考えたほうがいいです。

まずは、自分が選びたい投資信託の取り扱いがあるかどうかを第一に考えていきましょう。

つみたてNISA対象の金融機関は、大きく4つにわけることができます。

 

 

・実店舗型証券…大和証券、野村証券など

・実店舗型銀行…ゆうちょ銀行、横浜銀行など

・オンライン証券…住信SBIネット証券、楽天証券など

・オンライン銀行…イオン銀行など

 

窓口があるものが実店舗型、窓口がなくインターネットで手続きをするのがオンラインです。また、その中でも証券会社と銀行に分けることができます。

この中では、圧倒的にオンライン証券をオススメします。手続きが全てネットで完結するので楽チンです。また、人件費を抑えて運営できるので、その分サービスが豊富です。

ネット証券とも呼ばれていて、その中でも住信SBIネット証券と楽天証券はオススメです。つみたてNISAは現在114種類の商品が認められていますが、この2社であればそのうちほとんどの商品が取り扱いされています。

今後つみたてNISA対象商品が増えれば、真っ先に取り扱いになる可能性も高いので、選択肢を多くしたいのであれば上記2つのどちらかが安心です。

その一方、実際の対面窓口で相談したいという人は、実店舗型の証券会社や銀行をオススメします。

通常だと、実店舗型の証券会社や銀行の場合、手数料が多くとられてしまうので、基本的には避けるべきだといわれています。

ですが、つみたてNISAの場合、そもそも手数料無料だし、高い信託報酬がかかるボッタくり商品はそもそも売ることができないので、その弱点をカバーしています。

ですが、実店舗型の多くは、取扱商品が微妙で、全くオススメできないところが多いのも事実です。その一方、少数精鋭の素晴らしいラインナップのところもいくつかあったので、実際のお店でつみたてNISA口座を開設したい場合はしっかりチェックしておきましょう。

ここでは、金融機関ごとの取扱商品をまとめていますので、興味のある名前をクリックしてください。

 

住信SBIネット証券

ネット証券最大手で、知名度も抜群です。手数料・サービス・大手の安心感いずれをとっても文句なしです。つみたてNISA対象となっている商品は現在117種類ですが、そのうちなんと106種類の取り扱いを発表しています。

つみたてNISAに限らずオススメできる証券会社なので、とりあえず1つ証券口座を開いておきたいという意味では一番オススメです。

 

楽天証券

ネット証券としては、住信SBIネット証券に次ぐ2番手の大手です。こちらも手数料の安さやサービスには申し分ありません。つみたてNISA対象商品の117種類のうち、99種類の取り扱いがあり、十分すぎるラインナップです。

楽天市場や楽天カードで使える楽天ポイントがたまるサービスもあり、普段から楽天をよく利用している人ならコチラのほうがオススメです。

 

松井証券

大正7年創業という歴史を持ちながら、ネット証券にいち早く参入した老舗証券会社です。つみたてNISA対象商品の117種類のうち、69種類の取り扱いがあり、十分な取扱数です。

 

マネックス証券

ネット証券大手の一角です。どちらかといえば、米国株などの海外への投資商品が豊富なことで有名で、あまり投資信託のイメージはありません。

ですが、つみたてNISA対象商品の取扱数は66種類あり、十分な数があります。つみたてNISAをきっかけに、他の投資も考えている人にはオススメです。

 

高木証券

大都市圏を中心に店舗を構える実店舗型証券会社です。つみたてNISA対象商品の取扱数は30種類とそこそこですが、いずれも信託報酬が高めの商品が多いためあまりオススメできません。

 

フィデリティ証券

ネット証券の1つで、米国の資産運用会社のグループです。つみたてNISA対象商品の取扱数は24種類ですが、いずれも信託報酬が高く、オススメできません。

 

エイチ・エス証券

大都市圏を中心に店舗を構える実店舗型証券会社です。つみたてNISA対象商品の取扱数は15種類と少ないですが、必要なものが一通りそろっており、いずれも低コストになっています。

 

丸三証券

全国各地に支店を持つ実店舗型の証券会社です。オンラインで取引をすることもできます。つみたてNISA対象商品の取扱数は12種類と少ないですが、いずれも低コストで優良な商品ばかりです。

 

大和証券

全国各地に支店を持つ実店舗型の証券会社です。つみたてNISA対象商品の取扱数は12種類と少なく、そのうちほとんどが関連会社である大和投資信託㈱が運用するものになっています。

 

水戸証券

水戸とついていますが、東京に本社を持ち、関東を中心に展開する中堅証券会社です。取扱商品は10種と少ないですが、なかなか優良な商品がそろっています。

 

富山銀行

富山を中心に店舗を構える銀行です。つみたてNISA対象商品の取扱数は10種類と少ないですが、低コストな優良商品ばかりなので安心です。

 

山口銀行

富山県を中心に店舗を構える銀行です。つみたてNISA対象商品の取扱数は10種類と少ないですが、低コストな優良商品ばかりなので安心です。

 

もみじ銀行

広島県を中心に店舗を構える銀行です。つみたてNISA対象商品の取扱数は10種類と少ないですが、低コストな優良商品ばかりなので安心です。

 

北九州銀行

福岡県を中心に店舗を構える銀行です。つみたてNISA対象商品の取扱数は10種類と少ないですが、低コストな優良商品ばかりなので安心です。

 

横浜銀行

神奈川県を中心に店舗を構える銀行です。つみたてNISA対象商品の取扱数は10種類と少ないですが、低コストな優良商品ばかりなので安心です。

 

南都銀行

奈良県を中心に店舗を構える銀行です。つみたてNISA対象商品の取扱数は10種類と少ないですが、低コストな優良商品ばかりなので安心です。

 

※その他多数の金融機関がありますが、順次解説記事を載せていく予定です。

 

金融機関まとめ

細かい点を考えればいろいろとありますが、つみたてNISAではラインナップが一律で制限されていて、購入手数料は必ず無料です。

通常であれば、金融機関ごとにラインナップや手数料で選びますが、つみたてNISAではどこを選んでも大差ありません。

そのため、最優先するべきは、自分が欲しい投資信託が取り扱いされているかです。間違っても金融機関を先に選んでしまって、欲しい商品が売っていなかったということだけは絶対に避けましょう。

次に、オンライン型か実店舗型かという選択肢がありますが、基本的にはオンライン型のほうが手続きも簡単だし、取扱商品も多いので今後有力な新商品が出たときも安心です。

とはいえ、現在の時点で大変優良な商品がそろっているため、新商品を追いかけるのはほぼ趣味の領域です。ネットでの手続きだと不安という方であれば、地元の銀行で開設しても問題ないと思います。

ただし、実店舗型の金融機関では、取り扱いラインナップの数は同じくらいでも中身の質が全く違っています。実店舗型を選ぶ場合は、事前に取扱商品を確認してからにしましょう。