つみたてNISA(積立NISA)では、投資信託を使って資産運用をしていきます。

金融庁が定めた厳しい条件があるので、どれも優良な商品ばかりです。

つみたてNISAで採用されている投資信託が、大部分がインデックス型になっています。当サイトでも、基本的にはインデックス型の投資信託をオススメしています。

インデックス型の投資信託では、基本的に運用会社に払う手数料、すなわち信託報酬の高さでほぼ優劣が決まります。

もちろんその他に、細かい経費や手数料もあるのですが、基本的には信託報酬が最優先です。

それぞれの経費がどのくらいかかるかはわからないけど、確実に信託報酬は取られてしまうのですから、安いに越したことはありません。

ここでは、インデックス型の指数別オススメ商品を紹介していきます。

指数ごとのついて知りたい方は参考記事をどうぞ。

参考記事…インデックス指数について

オススメといっても、ただ信託報酬が安いものを載せているだけです。当サイト以外でも、おそらくオススメになっているはずです。

当サイトの情報だけでなく、他のサイトや本などで情報収集しながら納得できるものを選んでいくようにしましょう

 

日経平均株価(日経225)

日経平均株価は、日本を代表する大手企業225社の株価平均です。

日本株式225種類にまとめて投資することができる指数です。

ファンド名 信託報酬 総資産額
<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.18252% 8億円
iFree 日経225インデックス 0.1836% 2億円
野村つみたて日本株投信 0.1836% 0億円
Smart-i 日経225インデックス 0.1836% 6億円

 

いずれもまだ販売されたばかりで、総資産額はほとんどありません。信託報酬最安値はニッセイですが、正直どれもほぼ同じなので、このいずれかであればどれでもほぼ同じです。

 

TOPIX(東証株価指数)

TOPIX(東証株価指数)は、東証一部に上場している約2,000社の株式の平均です。

まとめて2,000社以上の日本株式に投資できます。

ファンド名 信託報酬 総資産額
<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックス・ファンド 0.17172% 121億円
eMAXIS slim 国内株式インデックス 0.17172% 5億円

 

どちらも信託報酬最安値になっています。総資産額ではニッセイがリードしています。

 

JPX日経400

ファンド名 信託報酬 総資産額
<購入・換金手数料なし>ニッセイJPX日経400インデックスファンド 0.2106% 10億円
iFree JPX日経400インデックス 0.2106% 0億円

 

信託報酬最安値は上記の2つです。総資産額はニッセイのほうがありますが、まだ10億円しかないのでどちらを選んでも大差はないでしょう。

 

MSCI ACWI Index(日本除く)

日本を除く世界中の株式にまとめて投資できる指数です。大型株・中型株をカバーしています。

ファンド名 信託報酬 総資産額
野村つみたて外国株投信 0.2052% 0億円

 

信託報酬を考えると、ほぼこれ一択になります。日本株式が含まれていないので、必要に応じて組み合わせる形になるかと思います。

 

MSCI ACWI Index(日本含む)

こちらは、日本を含めた全世界株式にまとめて投資できる指数です。大型株・中型株をカバーしています。

ファンド名 信託報酬 総資産額
全世界株式インデックス・ファンド 0.5184% 0億円

 

この指数に連動するのはこの商品しかありません。ですが、信託報酬が高いので、全体としてはオススメできません。

この次に紹介する「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」のほうがより幅広い範囲をカバーしており、信託報酬もかなり低いのでオススメです。

名前が非常に似ていますが、直接関連性はありませんので注意してください。

 

FTSE Global All Cap Index(日本含む)

日本を含む全世界の株式にまとめて投資できる指数です。上記と似ていますが、コチラは大型株・中型株・小型株すべてをカバーしているのが特徴です。

ファンド名 信託報酬 総資産額
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 0.2396% 0億円

 

同じ指数に連動する商品は現在ありませんが、信託報酬もかなり低く、指数自体も広範囲をカバーしているので、非常にオススメできる商品です。

1つ上で紹介した「全世界株式インデックス・ファンド」と名前が非常に似ているので注意してください。どちらも投資対象は似ていますが、楽天とついているほうが圧倒的に優秀です。

 

MCSI World Index(為替ヘッジなし)

別名「MCSIコクサイ」と呼ばれており、日本を除く先進国株式にまとめて投資できる指数です。先進国株式のうち大型株・中型株をカバーしています。

商品によって為替ヘッジありなしを選ぶことができます。ここでは、為替ヘッジなしの商品を紹介します。

ファンド名 信託報酬 総資産額
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.20412% 632億円
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.20412% 17億円

 

信託報酬は同じですが、総資産額に大きな差があるため、ニッセイのほうが無難といえるでしょう。

 

MCSI World Index(為替ヘッジあり)

別名「MCSIコクサイ」と呼ばれており、日本を除く先進国株式にまとめて投資できる指数です。先進国株式のうち大型株・中型株をカバーしています。

商品によって為替ヘッジありなしを選ぶことができます。ここでは、為替ヘッジありの商品を紹介します。

ファンド名 信託報酬 総資産額
iFree 外国株式インデックス(為替ヘッジあり) 0.2052% 0億円
つみたて先進国株式(為替ヘッジあり) 0.216% 0億円

 

信託報酬最安値はiFreeです。どちらも最近発売されたばかりなので、総資産額はほとんどありません。

この2つであれば十分低コストなので問題ないでしょう。ですが、為替ヘッジありの商品自体は長期投資にはあまり向いていないので、メインとして保有することは避けましょう。

 

S&P500

S&P500は、米国を代表する大型株500社に投資できる指数で、米国株式市場の約80%をカバーしています。

S&P500に投資することで、間接的に米国企業500社の株式に投資していることになります。

ファンド名 信託報酬 総資産額
iFree S&P500インデックス 0.243% 13億円

 

現在はこの1つしかありません。2017年8月に発売されたばかりですが、今までS&P500に低コストで投資できる商品がなかったため、総資産額は短期間でかなり増えています。

米国株式に投資したい場合は悪くない商品なのですが、次に紹介する商品の影に隠れてしまっている部分があります。

 

CRSF U.S Total Market Index

米国株式市場をほぼ100%カバーする指数で、米国株式にまとめて投資できます。上記のS&P500は米国企業500社に投資しますが、こちらは約3,500社にまとめて投資できます。

ファンド名 信託報酬 総資産額
楽天・全米株式インデックス・ファンド 0.1696% 0億円

 

こちらは2017年9月に発売されたばかりの商品です。1つ上で紹介したS&P500よりもより広範囲に投資できて、信託報酬も大幅に安いです。

そのため、米国株式に投資したい場合は最もオススメできる投資信託です。

なお、名前が非常に似ていて同じ指数に連動する「全米株式インデックス・ファンド」という商品もあります。コチラは信託報酬が0.486%とかなり高めなので、全くオススメできません。

楽天がついているかいないかの違いですが、全く別物ですので注意してください。

 

MSCI Emerging Markets Index

新興国株式にまとめて投資できる指数です。時価総額基準で割合が決められており、新興国株式市場の平均の成績を得ることができます。

構成比率上位3国は中国・韓国・台湾となっています。

ファンド名 信託報酬 総資産額
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックス 0.36612% 0億円
eMAXIS slim 新興国株式インデックス 0.36612% 9億円
つみたて新興国株式 0.3672% 0億円
Smart-i 新興国株式インデックス 0.3672% 0億円

 

最安値はニッセイとeMAXIS slimです。ですが、この4つであればほとんど差はありません。総資産額もほとんどないものばかりなので、この中であればどれを選んでも問題ないでしょう。

 

FTSE RAFI Emerging markets Index

上記と似ていて新興国株式にまとめて投資できる指数です。

上記の法では、株式市場の大きさである時価総額を基準として各国の割合が決められています。

その一方、こちらでは、指数を決めているFTSE社が株式の割安度や成長性などを分析して、国別の割合を決めています。

こちらの構成比率上位3国はブラジル・中国・台湾となっており、若干違っています。

ファンド名 信託報酬 総資産額
iFree 新興国株式インデックス 0.3672% 11億円

 

この指数に単体で連動する商品は現在これしかありません。信託報酬は0.3672%となっており、1つ上で紹介したものと並びます。

ですが、こちらは厳密にはインデックス投資ではなく、平均の成績を取ることができるかが不明です。また、運用中の売買も時価総額基準よりは多めに発生するので、信託報酬以外の隠れコストが多くなる可能性があります。

特別な考えがなければ、こちらの指数への投資はあまりオススメできません。

 

まとめ

ここで紹介した投資信託は全てインデックス型なので、よほど問題がない限りは信託報酬が判断基準のすべてです。

もちろん信託報酬以外のコストが発生することや、指数とずれてしまったというミスが発生するかもしれませんが、せいぜい0.1~0.2%程度の差です。

長期投資では小さなコストが大事ではありますが、少なくともここで紹介した商品同士であれば、悪い選択をしてしまったとしてもかなり小さな差で済むはずです。

同じ指数であれば、どれもほぼ同じなので、あまり深く悩む必要はありません。それ以上に、投資したインデックス指数に問題がないかを考えるほうが大事です。

同じグループの中で迷うよりも、違うグループをどのように組み合わせるかのほうがはるかに大事です。商品単体で見ることなく、複数の組み合わせを考えながら選んでいきましょう。

このページでは連動する指数ごとに説明していますが、分かりづらい場合は資産別オススメ商品をご覧ください。