つみたて(積立NISA)で投資できる投資信託のうち、全世界の株にまとめてに投資できる株価指数(インデックス)は次の2種類があります。

 

出典「金融庁」

2種類ありますが、どちらも全世界の株式にまとめて投資しているので、大きな違いはありません。

「全世界株式って何?」という方は次の青文字をクリック!

全世界株式とは?

 

ちなみに現在の世界の株式市場シェアはこのようになっているので、これらのインデックスに連動する投資信託を買うと、半分以上は米国株に割り当てられるということになります。

アメリカは世界1位の経済大国で、会社の規模も桁違いです。

ちなみに2017年1月時点での時価総額世界ランキングトップ10は次の通りです。

順位 会社名 事業内容 本社 時価総額
1位 アップル IT機器 米国 約70兆円
2位 グーグル ITサービス 米国 約62兆円
3位 マイクロソフト ITサービス 米国 約53兆円
4位 バークシャー 保険・金融 米国 約44兆円
5位 アマゾン ネット通販 米国 約43兆円
6位 フェイスブック SNS 米国 約42兆円
7位 エクソンモービル 石油 米国 約40兆円
8位 ジョンソン&ジョンソン 医療 米国 約35兆円
9位 JPモルガン・チェース 銀行 米国 約34兆円
10位 ウェルズ・ファーゴ 銀行 米国 約32兆円

※会社名、業種は管理人が分かりやすいように一部工夫しています。ご了承ください。

時価総額とは、会社の株式を買い占めるために必要なお金、すなわち会社を丸ごと買収するために必要なお金です。1位のアップル社を買収したい場合、70兆円あれば自分の物にできます(笑)

1位のアップルが全世界の株式に占める割合は約1.5%です。全世界株式インデックスを買えば、投資金額のうち1.5%くらいはアップル株を買う資金になっているということになります。

上位10社をアメリカが独占していますね。時価総額は、株価×発行株式数で計算されるので、大きいほど規模が大きく、将来の成長も期待されているといえます。

米国以外の企業では、スマホのギャラクシーで有名な韓国企業「サムスン電子」が12位でした。日本企業では、29位にやっと「トヨタ自動車」が入っています。

米国企業の強さがよくわかりますね。同時に、日本以外の株式にもしっかり投資しなければいけない理由もここにあります。

全世界株式に連動する株式であれば、アメリカも韓国も日本も、すべてまとめて投資できてしまいます。

では次に、本題の全世界株式に連動する株価指数2種類を紹介します。

MSCI ACWI Index

日本語に直すと、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」となります。名前からわかるとおり、世界中の株式にまとめて投資できるものになっています。

ただし、規模の小さい企業は除かれていて、大型株・中型株が中心になっているのが特徴です。

そのため、世界中の株式のうち、約85%をカバーするといわれています。

つみたてNISAで選べる投資信託では、日本が除かれていることが多いです。

 

FTSE Global All Cap Index

日本語に直すと、「FTSE グローバル・オールキャップ・インデックス」となります。こちらも、上記と同じく世界中の株式にまとめて投資できるものになっています。

こちらは、規模の小さい企業もしっかり含まれていて、大型株・中型株だけではなく、小型株まで幅広くカバーしています。

世界中の株式のうち、99.5%以上をカバーしていることになります。

このインデックスに連動する有名なETFに、「バンガード・トータル・ワールド・ストック(VT)」という商品があり、日本の投資信託ブロガーに非常に人気があります。

多くのブログで取り上げられているので、人気の理由をぜひ調べてみてください。

2017年10月13日現在、この指数に連動するのは楽天・全世界株式インデックス・ファンドだけとなっています。多くの人が注目している投資信託なので要チェックです。

 

全世界株式インデックスの比較

2種類のインデックスが用意されていますが、正直どちらも大きな差はありません。

 

・MSCI ACWI Index・・・全世界株式のうち約85%をカバー(大中株のみ)

・FTSE Global All Cap Index・・・全世界株式のうち約99.5%をカバー(大中小株全て)

 

違いとしては、MSCIのほうは大型・中型株のみ、FTSEは大型・中型・小型株全て網羅していることですね。

小型株は、時価総額が小さい企業のことをいい、中小企業が多く含まれています。大企業に比べると株価の変動は大きいですが、今後の成長性は高いです。小型株は、リスクが高い代わりにリターンも高い傾向があるので、小型株にも投資できるFTSEのほうが世界全体の成長を考えると優秀です。

ただし、小型株は売買のコストがかかりやすいので、信託報酬も高くなりがちです。

信託報酬があまり変わらないのなら、MSCIよりFTSEのほうを選んだほうがいいでしょう。

また、日本が除かれている場合があるので、投資対象についてしっかり確認しましょう。

 

全世界株式インデックスまとめ

全世界株式指数のどちらかに連動するインデックス型投資信託を保有すれば、それ1本で世界分散投資が可能になるので、非常にわかりやすいですね。

簡単に言ってしまえば、全世界株式1本持つだけで、

先進国株8:新興国株1:日本株1

にまとめて投資しているようなものなので、既にセット販売になっている商品をさらにセットにしたような株式指数です。

ただし、日本が除かれている商品も多いので注意しましょう。日本株式の比率を調整したい人は、除かれているものを選ぶとわかりやすいです。

逆に言えば、上記の割合に疑問があるのなら、自分で先進国株・新興国株・日本株を3つ別々に選んで、好きな割合にしてしまえばいいでしょう。

「投資先は全部株式でOK、割合も世界全体の動きに任せる」という人は、この全世界株式に連動する投資信託を1本選ぶだけでOKということですね。

単純な戦略ですが、限りなく株式投資家の平均点を狙うスタイルなので、世界中の株式投資家の半分以上には勝つことができます。

全世界株式に連動する投資信託

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