つみたてNISA(積立NISA)は、非課税期間が20年となっており、20年間ずっと保有し続けることが前提の精度になっています。

20年間というのは、世界中の株式や債券などに分散投資した場合、元本割れするリスクが極めて低くなる期間となっています。

とはいえ、期間が長くなるほど安定したリターンを生むのが株式や債券であるため、20年間は最低限の期間であり、理想を言えば30年でも40年でも保有するのが一番です。

しかし、日本で成功した投資家というと、短期間で資産を10倍や100倍にしたといった方が注目されることが多く、長期投資家で有名な方はほとんどいません。

もともと長期投資とは、桁外れの利益を上げることが難しい投資法です。

世界一の投資家で世界第2位の億万長者であるウォーレン・バフェット氏は、徹底した長期投資で大きな富を得ましたが、そんなバフェット氏でも年間のリターンは平均+20%程度しかありません。

逆に年間20%でも何十年と複利で増やすと天文学的な数字になるということですが、正直年間で20%というのは、一般的な方から見ると非常に地味な数字に見えます。

また、バフェット氏はアメリカ人なので、主な投資先は米国株です。米国は、株式市場そのものがずっと右肩上がりで推移しているため、インデックス投資をするだけでも十分なリターンを得ることができました。

その一方、日本株は1990年代のバブル崩壊後、横ばいでさえない状況でした。

長期投資家自体が地味な存在であるうえに、日本株は長期投資が報われない時代が長かったため、日本で有名な長期投資家がいないのです。

また、現在2018年の20年前は1998年ですが、現在までの間にITバブルやリーマンショックという大きな下落が発生しており、それにより長期投資家が激減したことも大きいです。

世界分散した長期投資は理論上成功する可能性は高いですが、非常に地味なことや実際に実行するためには忍耐力が必要なため、なかなか実行できる人がこれまではいなかったのです。

また、低コストなインデックスファンドが登場したのもここ数年の話なので、投資できる万全な体制が整っていなかったことも大きな問題点でした。

しかし、現在では少額から低コストで世界分散投資が可能な商品が多数登場しており、つみたてNISAという最強の制度も始まりました。

これから長期投資を行う人にとって、まさに理想ともいえる環境が整いつつあります。実際に成功した長期投資家がいなくても、自分がその第一人者になるつもりでしっかり積立投資を続けていきましょう!

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