つみたてNISA(積立NISA)では、年間の投資上限が40万円と決められています。コツコツ投資できるように、上限は少なく、期限は20年と長く設定されています。

ですが、いくら投資でだんだん増えていくとはいえ、投資する資金自体が増えなければ意味がありません。

現在では、100円から積立できる仕組みもありますが、あくまで投資の勉強にしか使えません。正しい長期投資では、大幅に資産が増えるわけではありません。

つみたてNISAで想定されている20年程度では、せいぜい投資した金額が倍になるくらいが限界です。

そのため、運用内容と同じくらい積立していく資金量が大事です。

そう考えると、40万円は少し頼りない金額です。

でも安心してください。この40万円は、1人当たりの上限です。例えば夫婦2人なら、合わせて80万円までりようすることができます。

年間80万円なら、結構な金額になります。特に家族がある方であれば、老後の資金も必要だし、子供にかかるお金も多くありますから、早めに資産運用をしていく必要があります。

この場合、夫婦2人馬力で資産運用をするのがオススメです。

もちろんそれぞれ同じ商品を積立していってもいいですが、せっかくなので楽しみながら投資できるような利用法をお伝えします。

 

①夫婦で対決してみる

それぞれ積立額を同じにして、20年後の成績で勝負してみるというのはどうでしょうか?

もちろん勝負といっても、つみたてNISAではただ積立していくだけなので、選ぶ商品を決めるだけです。せっかく別々に口座を開くことができるので、それぞれ自分が決めた商品を積立していくのも面白いかもしれません。

片方は先進国重視、片方は新興国重視なんてメリハリをつけたりするのも面白いかもしれません。

参考記事…日本・先進国・新興国の割合について

もちろん将来のための大事な資産ですから、勝負にこだわってハイリスクなポートフォリオを組んでしまっては本末転倒ですが、つみたてNISAならその心配も少ないので、ある程度積極的に運用してみるのも面白いかもしれません。

積立投資は退屈な投資法でもあるので、定期的に成績を見せ合えればいい刺激になるかもしれません。

 

②片方は老後資金、片方は子供のための資金

せっかく夫婦で2つの口座を利用できるので、別々の目的で積立してみるのも面白いかもしれません。

片方は夫婦2人の老後生活のために、もう片方は子供が成人した時のお祝い金といった形ですね。

ちょうど投資期間が20年なので、子供が生まれたと当時に始めれば、20年後はちょうど成人した時です。20歳のお祝いのためと考えれば、途中で引き出したくなる誘惑も抑えられそうです。

子供のための投資といえばジュニアNISAが有名ですが、制度が複雑で分かりづらいためオススメできません。

ただし、つみたてNISAは子供名義で運用はできないので、大きな額を渡すときは譲与税などの対象になってしまうので注意してください。

 

③取り崩し時期で分けてみる

つみたてNISAでは、基本的に20年間の運用が推奨されますが、それ以前でも自由に引き出しできる柔軟性が大きなメリットです。

可能な限り投資期間は長いほうがいいですが、5年や10年後を見据えて投資をしたいというケースもあるかと思います。

その場合、片方は20年間ずっと積立する前提でリスクを取った運用をして、もう片方は日本債券を中心とした安定運用にするといいかもしれません。

片方は比較的短期の運用目的、もう片方は20年以上の長期の運用を見据えて運用するという流れですね。

片方は引き出しやすいような運用にしておくことで、もう片方は徹底した長期投資に集中することができます。

参考記事…生活防衛資金とは?

 

 

夫婦で利用まとめ

ここでは3つのケースについて例を挙げてみましたが、普通に合わせて80万円として考えてしまうのが手間という意味では一番楽です。

ですが、長期の積立投資は退屈なので、途中で商品を変えてしまったり、景気がいい時に売ってしまったりという危険性があります。

そういった意味では、2つの口座を使い分けることで、飽きることなく淡々と積立できるようになるかもしれません。

口座が2つあることで自由度が高まるので、管理できる範囲で使い分けしてみるのもいいかもしれませんね。

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