ターゲットデート型とは?

つみたてNISA(積立NISA)で選べる投資信託では、インデックス型の投資信託が多いです。

1つの指数に連動する投資信託であれば、ほとんど信託報酬で優劣が決まります。

複数の指数を組み合わせて運用されるバランスファンドの場合、各自決められた割合がルールがあるので、個別で見ていく必要があります。

ターゲットデータ型ファンドとは、時間の経過に応じて、資産配分の割合が刻々と変化していくファンドのことです。つみたてNISAでは、いずれもインデックス指数を複数組み合わせて運用されています。

投資の基本としては、若いうちはリスクを取って資産を増やしていくことを重視して、年齢とともにリスクを抑えて資産を守っていく運用をすることが大事です。

ターゲットデータ型ファンドでは、通常年齢に合わせた複数のラインナップがあり、自分の年齢や運用期間に応じて適切なものを選んでいく必要があります。

 

概要(2017/10/13現在)

つみたてNISA(積立NISA)では、現在2種類のシリーズを選ぶことができます。今回は1つずつ紹介していきます。

 

三井住友・DCターゲットイヤーファンドシリーズ

ファンド名 信託報酬 総資産額
三井住友・DCターゲットイヤーファンド2040(4資産タイプ) 0.45360% 3億円
三井住友・DCターゲットイヤーファンド2045(4資産タイプ) 0.45360% 8億円

 

名前についている4桁の数字は西暦を表しています。資産を取り崩し始めるタイミングを選べば大丈夫です。

現時点ではどちらも大きな差はありません。だんだん目標とする時期が近づいていくうちに、株式の比率が下がり、債券の比率が増えていきます。

徐々に比率が変化し、目標となる年度を迎えたときには短期金融資産と国内債券だけで全体の8割を超える超安定運用となります。その後は必要に応じて売却し、現金化していくことになります。

どちらも現在の年齢が30~40歳くらいの人がターゲットになっています。

より詳しい説明はコチラ!

 

eMAXIS マイマネージャーシリーズ

ファンド名 信託報酬 総資産額
eMAXIS マイマネージャー1970s 0.54% 0億円
eMAXIS マイマネージャー1980s 0.54% 0億円
eMAXIS マイマネージャー1990s 0.54% 0億円

 

こちらは資産運用の目標年数ではなく、投資する人の年齢で分かれています。

1970sの場合、1970~1979年生まれの人向けの内容になっています。

出典「三菱UFJ国際投信」

1990sの場合、誕生年が1990~1990年の人をターゲットにしているので、現在の年齢だと27歳~36歳くらいの人を想定して運用されています。

出典「三菱UFJ国際投信」

自分に合った年齢の物を選んだ場合、60歳~65歳くらいが一つのゴールになります。ただし、具体的な資産配分については説明がなく、少し不安です。

より詳しい説明はコチラ!

 

ターゲットデータ型ファンドまとめ

バランスファンドの多くは、決められた割合を常に維持しながら運用されます。そのため、内容が単純明快です。その一方、資産運用が後半になるにつれ、うまく売却していく必要があります。

20年間積立した後は、少しずつ自分で売却していくことになるのが通常です。

ですが、ターゲットデート型ファンドは、時間の経過とともに株式などのリスクが高い資産の割合が減って、債券などの安定資産の割合を増やしていきます。

言い換えれば、時間の経過とともに少しずつ売却して利益を確定してくれるイメージです。

通常であれば積立していった資産を売るときは、少しずつ売っていくのが好ましいですが、ターゲットデータ型ファンドの場合は取り崩しをする時点で短期金融資産や国内債券がほとんどになっているので、極端な話一括で売ってしまう選択肢もあります。

コツコツ積立していくのはいいけど、売るときはキッパリ一括で売りたい人にはおススメの商品です。

その一方、資産の内訳が少しずつ変化していくので、将来のリターンが予想しずらかったり、他と組み合わせたりするのが難しいという欠点もあります。

仕組みの関係上、途中で他に乗り換えたりするのは好ましくないので、慎重に選んでいきたいですね。

参考記事…バランスファンド比較