8資産均等バランスファンドとは?

つみたてNISA(積立NISA)で選べる投資信託では、インデックス型の投資信託が多いです。

1つの指数に連動する投資信託であれば、ほとんど信託報酬で優劣が決まります。

複数の指数を組み合わせて運用されるバランスファンドの場合、各自決められた割合がルールがあるので、個別で見ていく必要があります。

ですが、バランスファンドの中には、ほとんど同じような内容の投資信託があります。

ここでは、以下8つの資産を均等の割合で保有する投資信託を紹介していきます。

8つを同じ割合で保有するのを基本としている投資信託を紹介していきます。

 

概要(2017/10/13現在)

つみたてNISA(積立NISA)で選べる商品では、以下の5つが8資産均等バランスになっています。

ファンド名 信託報酬 総資産額
たわらノーロード バランス(8資産均等型) 0.2376% 1億円
iFree 8資産バランス 0.2376% 48億円
SMT 8資産インデックスバランス・オープン 0.54% 0億円
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) 0.2268% 33億円
つみたて8資産均等バランス 0.2376% 0億円

 

SMT以外を除けば、信託報酬は横並びになっています。

以下8指数を均等に保有する合成指数に連動します。

・日本株式…TOPIX(東証株価指数)
・先進国株式…MCSI World Index(日本除く)
新興国株式…MSCI Emerging Markets Index※1
・日本債券…NOMIRA-BPI総合
・先進国債券…City‐group World Government Index
・新興国債券…JP Morgan Emerging Market Bond Index Plus※2
・日本不動産…東証REIT指数
・先進国不動産…S&P先進国REIT指数

※1…iFreeのみ「FTSE RAFI Emerging markets Index」を採用。
※2…たわらノーロードのみ「JP Morgan Emerging Market Bond Index Plus」を採用。

 

均等に分散する投資信託では、この8種類が最大です。株式・債券・REITの比率は3:3:2、日本・先進国・新興国の比率も3:3:2です。

ほとんど内容は一緒ですが、「iFree 8資産バランス」のみ新興国株式のベンチマークが違っており、厳密なインデックス投資ではなくなっています。

また、「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」のみ新興国株式のベンチマークが違っており、米ドル建ての債券になっています。

それ以外は全て新興国債券は現地通貨建てになっています。

 

8資産均等型まとめ

全く同じ割合で保有する商品では、この8資産均等型が最も幅広い資産に投資できます。分散投資という意味では一番優れています。

その一方、新興国への投資比率が30%以上を占めることになるので、リスクは大きくなります。安定運用を目指す人よりは、積極的に運用していきたい人におすすめです。

比率がずれれば自動的にリバランスで調整されるので、どれか1つが不調でも全体に対する影響は少なくなります。

信託報酬がほぼ横並びですが、新興国株式部分の問題から「iFree 8資産バランス」はあまりオススメできません。

また、「たわらノーロード バランス(8資産均等型)」は新興国債券が米ドル建てになっていますが、通貨分散を考えると現地通貨建てのほうが望ましいです。

その他であればいずれもほぼ同じなので、好みで選んでしまっていいでしょう。信託報酬が最安値であり、総資産額も十分ある「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」が第一候補になるでしょう。